友人から封書が届きました。開けてみると本が一冊入っておりました。
『かえるの哲学』
アーノルド・ローベル 文・絵 三木 卓 訳
かえるくんとがまくんが、いろいろなことを話したり、遊んだりする『ふたりはともだち』のシリーズをごぞんじでしょうか? 小学校の教科書にも載っている大人気の絵本です。
そのシリーズの中からなんとも味のあることばを抜粋して1冊の本にしたものが『かえるの哲学』です。かえる本好きのぼくがよろこぶと思って送ってくれたみたいです。ありがとう!
では、その本の中からいくつかをご紹介いたします。
おきなよ、はるが きたんだよ!
この ぼうしを きみが くれたんだもの。ぼくは これが すきだよ。
けさ めを さますと おひさまが てっていて、いい きもちだった。じぶんが 1ぴきの かえるだということが、いい きもちだった。
ぼくだよ。きみの しんゆうの がまがえるだよ!
しんあいなる がまがえるくん。ぼくは きみが ぼくの しんゆうである ことを うれしく おもっています。
こういう ときには おばけの はなしを するのが いちばんだよ。
ふたりきりで すわっている かえるくんと がまくんは、しんゆうでした。
絵といっしょに言葉がならんでいます。とてもすてきな本でした。本好きの、そして、かえる好きの方は、ぜひご覧ください!!