以前、NEWS板橋校でずっと講師をしてくれて、いまはがん研究の仕事をしている岩澤先生から、お知らせがありました。岩澤先生の研究をわかりやすく発表するWeb形式のライブがおこなわれるそうです。
サイエンストーク
「免疫抑制細胞MDSCの新規マーカーとがん免疫療法との関係」
日時 2023年2月17日(金) 17:30 – 18:30
岩澤 卓弥 先生(東洋大学 生体医工学研究センター)
対象
がん免疫に興味のある方(学生、ポスドク、企業の方もウェルカムです)
概要
がん微小環境では、さまざまな免疫抑制機構が増強されていることで私たちの体に備わっている抗がん免疫系の機能が十分に発揮されていません。この免疫抑制を引き起こす細胞として近年注目されているのがMDSC(Myeloid-Derived Suppressor cell)と呼ばれる未成熟な細胞集団です。MDSCは、がん患者で増加していること、がんの増悪化を促進することから診断・治療標的となりうる可能性を秘めていますが、分化メカニズムや決定的な細胞表面マーカーが定義されておらず、まだまだ謎の多い細胞集団です。本トークイベントでは、胃がん患者で見られたMDSCの特徴と機能について最新の結果をお話しします。
むずかしそう! ですが、一般の方にもわかりやすく話してくれるそうなので、ご興味のある方は、以下のアドレスから、ぜひお申し込みください!
岩澤くんは、NEWS板橋校で、実験、ロボット、パソコン、それに数学などのお勉強でも大活躍してくれました。いまもこうして社会で活躍している姿を教えてくれるのはうれしいですね。NEWSの子どもたちの目標や励みにもなるのではないかと思います。