ある映画館が、使用しなくなる映画館用の椅子200脚の販売告知をしましたところ、あっというまにお申し込みが殺到したというニュースを見ました。
比較的新しい映画館のリニューアルによる改装のようですので、思い出の品といった感じではなく、純粋に、映画館の椅子がほしい! という需要のように思われます。1脚9999円、25kgだそうです。自分で買うとなると場所の問題もあり考えてしまいますが、それでも意外に安いかもと思いました。自分で取り外し、搬出までできる方という条件もついておりますが、気になる商品ですね。飲み物のホルダーもついている、本物の映画館の椅子ですから。家で、ぜいたくな気分で映画鑑賞ができそうです。
椅子というのは、勉強にもとても大事で、適切な高さで、正しい姿勢で座って勉強することは、学習効果が非常に高くなります。国語、作文教育で有名な大浜はま先生も、自分に合った椅子を生涯使用しつづけたということです。決して高級品というわけではなかったようですが、自分に最適な椅子をご存じだったようです。なにかでそのサイズを見ましたが、ぼくが授業で自分用に調節している椅子とほとんど同じ高さで、ちょっとうれしくなりました。
まあ、映画館の椅子は、見やすいことがいちばんですので、その椅子で勉強しても快適すぎて、ついいねむりしてしまいそうですが…。その映画館では、入り口のドアや、もぎりの台など、いろいろ売っているそうです。映画マニアの方にはお宝グッズ満載でしょうね。
映画館側としては、改修費用に回せる費用になりますし、ファンの方には、なかなか手に入らないものが手に入るチャンスということで、双方にとってよいお話だと思いました。アイディアですね。NEWSでもなにかできないかなと思いました。