前回のコラムは、サッカーのワールドカップ、スペイン戦の前に書きました。すごい! 見事な逆転でした。といっても、ぼくは寝ていたのですが……。すみません!! クロアチア戦は残念でしたね(こちらは見ておりました)。でも、とても楽しい大会だったと思います。日本代表もたくましくなりましたねえ。外国のチームで戦っていることが自信につながっているように感じられました。また四年後に向けて、さらに成長して、すばらしい試合を見せてほしいと思います。
さて、話は変わりますが、インターネットで話題になった超短編小説があります。小4の女の子の書いたなんと150文字(!)の小説です。全文紹介したいくらいクオリティの高い物語でしたが、その女の子の手書きが伏線になっており、現物をそのまま載せないとそのおもしろさが伝わらないので、ぼくが見つけたYahoo!のページを載せておきます。ぜひご覧になっていただければと思います。
小4が作った短編小説が「完璧な伏線回収」「天才すぎる」と話題 “誤字”だらけの文章に大人顔負けの仕掛け(ねとらぼ) – Yahoo!ニュース
ご覧いただけましたでしょうか。いやあ、すばらしい作品ですね! すべてが整っており、完璧な物語だと思いました。
もうお読みになられたということで話を進めてしまいますが、この物語、通常の印刷された本では、成立しないのですね。手書きで、誤字だらけだからこそ、そのラストの落ちに感動するわけです。小説という枠にこだわらず、といいますか、もうそんなものまったく気にしないで、自由に、楽しく書いている様子が伝わります。こういう発想のすばらしさは、やはり子どもたちのほうがすごいのかもしれないですね。NEWSの子どもたちの作文授業も、もっともっと楽しく、もっともっと自由にやらなくてはと思いました。