１０月のおもしろ作文倶楽部で、本物のニュースを使った授業を行いました。事前に新聞の中から自分の気になった記事を切り抜いて持ってくるという宿題を出し、その記事を要約し、自分の意見をまじえて作文を書くというものです。選んだ記事にもいろいろと個性があっておもしろかったのですが、その中に、こういうニュースを選んだ子がいました。

修学旅行、生徒が作る　場所はクラス・班別に

　学校が決めた観光地を学年の全員でぞろぞろ回る――そんな修学旅行は過去のものとなりつつある。高額な費用に見合う、満足度の高い旅行にするため、行きたい場所を生徒が決め、グループごとに全国に散らばる学校も広がっている。

　記事はこのあと、実際に行っている高校の例などをあげ、良い点、悪い点、さらに、選ばれる側の旅行地のことが書かれています。高校だけではなく、小学校でも行っているところがあるそうです。

　修学旅行は、もちろん授業の一環です。生徒の自主性を育む、事前学習や、当日の内容も、より深く行うことができる、というところが期待されているようです。実際には、先生方のお手伝いも大いにあるのかもしれませんが、とてもいい授業だと思いました。本気でみんなで考えた修学旅行は、きっととても思い出深いものとなるでしょう。自分で考え、行動する子を育てること。ＮＥＷＳでも常に考えていることです。Ｓｔｅｐ　Ｕｐメインコースの授業でも、ツアーを考えるというエクササイズを行ったことがあります。現実にいつかこういうツアーができたらおもしろいなと思いました。

ＮＥＷＳ青葉台校　教室長　　　
三木　裕