先日、こちらのコラムに、『奈良時代に九九!』という記事を書きました。奈良時代の木簡が発見され、そこに当時の人たちが使用したと思われる九九が書いてあったというものです。
その記事を読んでくださった方から感想をいただき(ありがとうございます!)、このようなことが書かれていました。
『当時の九九も、「ににんがし、にさんがろく…」とよんでいたのでしょうか。
同じ計算法を使用していると思うと、古代の人にも親近感がわきますね。』
おお、たしかに気になりますね!
「ににんがし、にさんがろく」と、いまと同じように言っていたのでしょうか。それとも、もっと雅な感じで、まろやかに読んでいたのでしょうか? そもそも、こういった発音というのは調べられるものなのでしょうかね。ドラえもんがいればすぐに解決ですが…。しかし、こういうことを自分で調べて、もし解決できたら、すばらしい自由研究になるな、と思いました。
夏休みもあと少しになってしまいました。だれか、チャレンジしてみてくれる子はいませんか? そして、もし奈良時代の九九の読み方がわかりましたら、ぼくにも教えてください! (自分で調べなさいよ、という声あり。ははは。すみません!)