青葉台駅からNEWS青葉台校へつづく道のイチョウ並木もすっかり黄色になり、もうそろそろ冬の気配も感じられます。11月のおもしろ作文倶楽部の授業で行った秋の詩が、全校舎から集まってきております。そのうちのいくつかの傑作はこれからNEWS通信で全ご家庭にお送りしますのでぜひご覧になっていただきたいと思います。どの作品も自分の五感で感じたものを自分の言葉で表現しているものばかりで、とてもすばらしかったです。
では、こちらでも一編ご紹介いたしましょう。NEWS浦和校から届きました。いまの季節にぴったりのすばらしい詩です。
『冬の前に
空気がぴったり冷えてきて
ぼくの息が目に見える
気がつけば
着ているのは長そでだ
オーバーコートを着る前の
したくがきっとこの季節
冬の前に
じゅんびをするのがこの季節』
一行目の『空気がぴったり冷えてきて』という表現が素敵ですね。二行目および三、四行目の視覚と寒さの結び付け方も非常に効果的です。そして、秋の詩というテーマで、冬の前に、という言葉をもってきた言葉の感覚のするどさがとてもすばらしいと思いました。すごいです。とてもいい詩を書いてくれました。読めてよかったです。これからもどんどん書いてください。期待しています!
NEWS青葉台校室長
三木 裕