将棋の藤井聡太くんが防衛を果たし、五冠を維持しました。すごいですね。どこまで強くなるのでしょうか。そして、そのお人柄も常に話題になります。謙虚である、はにかんだ笑顔がさわやかだ、など、悪い反応を見たことがありません。
そういう若者で、すごい人がもう一人いますね。メジャー・リーグの大谷翔平選手です。バッターとしてもすごく、ピッチャーとしてもすごい、伝説の選手です。しかし、野球をしている姿は、いつもとても楽しそうで、少年のような笑顔を見せてくれます。
将棋と野球というまったくちがう世界ですが、なんとなく共通している部分があるように思うという記事を見ました。おお、たしかに、とぼくも思いました。ものすごい人なのに、さらにまだ上を目指している、というところが、二人を謙虚にさせるのでしょうか。二人とも、相当な負けず嫌いというところも、共通しているようです。しかし、彼らが、例えば対戦相手になにか失礼なことをするというイメージはまったくありません。負けは悔しくても、相手を尊敬し、自分はさらにその上を目指すように努力する、そういう感じでしょうか。そして、しかもその努力が楽しい、というふうに見えるところも、似ていませんか?
同じ時代に伝説の人がいるというのはうれしいものです。二人がどこまで行くのか、まだまだ見続けたいですね!