今年も夏休みの第55回青少年読書感想文コンクールの課題図書が発表されました。NEWSでは、毎年その課題図書の中からNEWSのおすすめの1冊を選んでおります。今年は以下の3冊を選びました。
○低学年向け
『おこだでませんように』
作・くすのきしげのり 絵・石井聖岳
絵本ですが、それなりに文字数があり、1、2年生におすすめだと思います。2年生のものすごく本が好きな子には、文章量的にものたりないかもしれませんが、とてもすばらしい内容だと思いましたので選びました。
○中学年向け
『しあわせの子犬たち』
作・メアリー・ラバット
かわいい6匹の子犬たちが、それぞれ必要とされる人のところへもらわれていく……というお話です。動物が好きな子はとても多いですので、本が苦手な子にも入りやすいかと思います。
○高学年向け
『ぼくの羊をさがして』
作・ヴァレリー・ハブズ
立派な牧羊犬として生まれた子犬がさまざまな冒険の末、自分にふさわしい場所と飼い主と仕事を見つけるというお話です。またしても動物のものですが一番ストーリー性がありおもしろかったので選びました。
サマースクールの読書感想文コースでは、こちらの本を使用します。もちろん、学校で指定されている場合などは、そちらを使用してかまいませんが、こちらの3冊はテーマ、文章量、ストーリーなど読書感想文を書く上で非常によいものだと思います。おすすめの本ばかりですので、ぜひ読んでみてください!
NEWS青葉台校、センター北校室長
三木 裕