-
アニメ『アンパンマン』の主題歌が、このたびの震災で傷ついた人々を勇気づけているという新聞記事を読みました
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ
子どもたちのためにアンパンマンの歌をラジオにリクエストした方がいらっしゃり、その歌が子どもたちだけでなく大人にまで共感の輪を広げているのだそうです。原作者であるやなせたかし先生のお言葉も新聞に載っておりました
「悪夢のような大災害。すべての言葉は空しい。しかし子どもたちが、ラジオから流れてきたアンパンマンのテーマソングにあわせて大コーラスというちいさなニュースは、わずかにぼくをなぐさめた。ぼくも歌っている。おそれるな元気をだせと歌っている
NEWSの国語の先生として、また作文の先生として、ぼくはなにをいえばよいのだろう。あの日から、ぼくも自問自答していました。あのような出来事の前では、たしかにすべての言葉が空しいというような思いにとらわれることもあります。けれども、言葉で語らなければ伝わらないことも、たぶん、きっとあるのです
3月からNEWS板橋校に来ることになり、いまスプリングスクールで、たくさんの子どもたちの笑顔に触れています。ぼくは必ずみんなにあいさつをします。
「おはよう
「こんにちは
「さよなら
元気なごあいさつ。これも、大切な言葉だと思います。みんな来てくれてありがとう、楽しんでね、そういう気持ちをこめて、あいさつしています。まずは、それがぼくの言葉の第一歩だと思っています
アンパンマンとやなせ先生にも、心からの感謝を。東京にいる、ただ祈ることしかできないぼくもとてもたくさん勇気をもらいました。ありがとうございます。
NEWS教務担当主任
三木 裕