早いですね。もう11月になりました。いま今年の冬休みにおこないます短期講座『NEWSウインタースクール』の準備を急ピッチですすめています。毎年大人気の書き方『書初めコース』などの通常コースの短期講座もありますし、作文倶楽部の『読み聞かせアニマシオン』のように通常授業とは異なる内容でおこなうものもあります。
そして、今年の冬休みはまったく違うコースのものも特別企画として行おう! といまNEWSのみんなで話しています。テーマはずばり『インド式計算』の勉強です! ちょっとだけご紹介いたしますと、
35×35= 12×14= 52×58=
などなど、これらの計算を『暗算』で行うというものです。もちろん、それぞれやり方があり、そのやり方を当てはめるためのパターンがあるのですが、パズルや手品のように楽しんでもよいと思いますし、それが当てはまる数学的な根拠を考えてみるのもいいと思います。算数を楽しくするきっかけになってほしいですね。いま、どうやって授業を組み立てていくかを研究中ですので、どうぞお楽しみにお待ちください。
本当は次から次へとこのような新しい企画も行いたいのですが、なかなか毎回は難しいところもあります。通常コースの改善も、し続けなければいけませんし、そのためには日々の授業をしっかりと行うことが大前提です。だから、新しいコースをなかなか作れなくても仕方がない……、なんていうと、こんな歌の歌詞がぼくの耳に流れてきます。
試されてまでも
ここにいることを 決めたのに
呪文のように「仕方ない」と つぶやいてた
ご存知でしょうか。スキマスイッチの『全力少年』という歌です。ドラえもんの主題歌にもなっていたのでしょうか? ぼくは小田和正さんの番組でこの歌を知りました。このあと、こう続きます。
積み上げたもの ぶっ壊して
身に付けたもの 取っ払って
止め処ない 血と汗で 乾いた脳を潤せ
あの頃の 僕らはきっと 全力で少年だった
セカイを開くのは誰だ?
言い訳や理論武装をしてごまかそうとするぼくには、ちょっと厳しい歌です。
以前、NEWSのコースを研究するときにお手伝いいただいた大学の教授の方に、NEWSというのは、『NEW』がたくさんあるからNEWの複数形で『NEWS』という意味じゃないの? と聞かれ、本当はそうではなかったのですが、そういう意味もいいな、と思ったことがあります。
新しいことを行うというのは、とても大変で、そうかんたんにはできないことですが、とてもわくわくする、楽しいことでもあります。ぼくらNEWSのメンバーはいまでも、全力でNEWSを行えているでしょうか?
積み上げたもの ぶっ壊して
身に付けたもの 取っ払って
幾重に重なり合う 描いた夢の放物線
紛れもなく 僕らずっと
全力で少年なんだ
セカイを開くのは僕だ
視界はもう澄み切っている
冬休みもたくさんのNEWSコースをご用意したいと思っております。全力でがんばります! どうぞよろしくお願いいたします。
NEWS板橋校室長
三木 裕