『絶望のとなりに』
絶望のとなりに
だれかが
そっと腰かけた
絶望は
となりの人にきいた
「あなたはいったい誰ですか」
となりのひとはほほえんだ
「わたしの名前は希望です」
やなせたかしさんの詩です。
絶望という言葉は、あまりに重く、軽々しく使っていいものではありませんが、落ち込んでいたり、心が弱ったりしていると、ふと思いついてしまうかもしれません。もしも、絶望のとなりにだれも座ってくれなかったら・・・・・・?
自分がだれかの希望になれると思うのは傲慢な考えでしょう。けれども、ときに隣に座ることくらいはできるかもしれません。そんなことのできる人間になりたいと願います。
NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長
三木 裕