高校生のアルバイトは、いいと思いますか、悪いと思いますか、という質問があります。高校の面接のときにも聞かれたり、国語の小論文のテーマになったりします。いいにも、悪いにも、それぞれ理由があり、それについて自分はこう思いますという理由が明確に答えられないといけません。
高校の規則でダメと書かれているのでダメ、という意見があります。実際に禁止の学校は多いです。しかし、たとえば、経済的な理由で、どうしてもバイトを認めてほしいという場合は、原則禁止ですが許可を出す学校もあるようです。特にいまの情勢では、急にお仕事がなくなってしまったおうちもたくさんありますので、臨機応変な対応は必要だと思います。
このテーマの解答例として、おもしろいものを見つけました。経済的な理由でのアルバイトを希望する生徒のために、学校が仕事を作って、アルバイトさせてはどうか、というものです。うーむ、と思いました。学校の先生がとにかく忙しいというのはよく聞きます。その一部をアルバイトで生徒にやらせるというのは、おもしろいアイディアではないでしょうか。郵送物の手伝いや、掃除、書類の作成など、できるものもけっこうありそうです。実現にはいろいろ問題もあるでしょうが……。
ということで、ぼくも考えてみました。アルバイトの経験は、お金をもらえることも大切ですが、なによりも、他者とのコミュニケーションなどの社会体験ができることだと思います。だったら、高校生に限らず、NEWS板橋校の小学生のみんなにも夏休みにアルバイトしてもらったらどうだろう?
労働基準監督署ですかね、ものすごい勢いで取り締まりが来そうです。でも、小学生のみんなにもお手伝いしてもらえることはたくさんあります。電話番なんて、いまは中学生、高校生の子もやったことないのです。自分の携帯がありますからね。知らない人から電話が来て、それに、三木先生に代わりますのでお待ちください、と答えるだけでも、きっとものすごく緊張して、いい経験になるのではないでしょうか。中学生に職業体験という授業がありますが、小学生のみんなに、NEWSのお仕事を、『仲間』としてやってもらったら、楽しいかな、なんて思ったのでした。いかがでしょうか?