資料請求はこちら
第276回

国語を好きになる方法

2012.11.05更新

 

 アメリカのメジャーリーグの試合、ワールドシリーズに、ボーゲルソンというピッチャーが出場していて、ナイスピッチングで勝ち投手になっていました。野球ファンの方はご存知かもしれませんが、このピッチャーは、以前、阪神タイガースにいたこともある選手なのでした。阪神での活躍は実のところほとんど記憶になく、成績もいまひとつだったようですが、アメリカの、しかもワールドシリーズという最高の舞台で、堂々と勝利投手になっていたのですから驚きです。阪神のときになぜこの活躍を……とファンは思いますが、日本での苦労した経験を生かして(そういう談話が新聞に載っておりました。)ここまで上り詰めたわけですから、いまの活躍は阪神のおかげ(?)でもあるのでしょう。来年もがんばってほしいと思います。

 そして、このボーゲルソン選手についてですが、阪神にいたころは『ボーグルソン』という名前で呼ばれていました。ぼくなんかは、そっちの名前の方がピンとくるのですが、テレビや新聞では『ボーゲルソン』という表記なのです。実際、それが本来の名前の呼び方に近いということなのでしょう。ただ、一部の新聞では『ボーグルソン』のままのところもありましたから、それは昔の呼び名との混乱を避ける配慮なのかもしれません。

 もともと、外国語の発音をそのまま完全に片仮名にするのは無理なことですから、ある程度の違いはやむをえないところでしょうか。新聞の別の記事でも読みましたが、

『ロープウエー』
『ロープウェイ』
『ロープウェー』

 同じものでも、このように分かれるものがあります。どれが正しくてどれが間違いというわけではなく、たとえば新聞ではこの表記、この場所ではこの書き方で付けたからこの表記など、その場その場での判断になります。新聞でも原則としてのルールはあるそうですが、例外もたくさんあるとのことでした。ぼくが、いまぱっと思いついたものでも、

『ノルウェー』『ノルウェイ』
『コンピュータ』『コンピューター』
『レジメ』『レジュメ』

 などなど、どれが正しいのだろうかと思うものはいくつもあります。新聞にも『メーク』『メイク』、『ブレーク』『ブレイク』、などの言葉が出ていました。慣用というのもあるでしょうし、かっこよさ、なんていうのもあると思います。『エヴァンゲリオン』が『エバンゲリオン』だったらあんなに人気になったのかな? なんて思いました。ぼくらのNEWSも、ニュースと読みますが、なぜニュウスではないのかといわれると、固有名詞なので…と逃げてしまいそうです。

 ふだん、なにげなく見ているテレビや新聞でも、ちょっとしたことでいろいろ考える材料になりますね。気になりだすと新聞でも片仮名ばかり探していたりします。ただ違いを見つけるだけでなく、自分はどれが好きなのかを考えることも、言葉への関心を高めることにつながるのではないかと思うのです。こういったことも国語の一部として、みんなに話してみたいなと思います。少しでもみんなが国語を好きになってくれますように。ほんの小さなきっかけになってくれればうれしいです。これからも、またおもしろいなにかを見つけていこうと思います。

NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長   
三木 裕

NEWS先生のコラム一覧ページはこちら

会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
代表取締役 小倉康司
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
グループ
株式会社 国大セミナー
会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)120校(2021年4月現在)
グループ
株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
株式会社 そらまめキッズツアー
会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
株式会社 オレンジプラネット
会社
設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
グループ
株式会社 ドリームプラネット
会社
設立:2015年6月1日
■生活・文化・新規事業部門

Copyright © NEWS All Rights Reserved.