新聞でおもしろい記事を見つけました。「日本全国難読山名サミット」の記事です。それぞれ山の名前だそうですが、読めますか? ぼくが(まぐれ当たりも含めて)読めたのは3つだけでした。
一尺八寸山 大分県
爺爺岳 北海道
月出山岳 大分県
雲母峰 三重県
岨巒堂山 新潟県
阿哲台 岡山県
梅花皮岳 山形・新潟県境
本富岳 鹿児島県
鰻轟山 徳島県
後方羊蹄山 北海道
上から順にこう読むそうです。
みおうやま
ちゃちゃだけ
かんとうだけ
きららみね
しょらんどうやま
あてつだい
かいらぎだけ
もっちょむだけ
うなぎとどろきやま
しりべしやま
いやあ、ちょっと無理ですね。一尺八寸山で、みおうやまとは字数も合っていません! 昔、代官が山での狩りで射止めたイノシシ3頭の尾をつぐと一尺八寸だったことから、「みおやま(三尾山)と呼び始めたことが由来だと、地元では伝えているそうです。それぞれの山にきっとおもしろい由来があるのでしょう。うなぎとどろきやまとか、とても気になります。
こういった難解の日本語を使った授業もおもしろそうです。漢字だけではなく、地理や歴史の勉強につながるかもしれません。由来を絵本にしたり、実際に一尺八寸を測ってセンチメートルに直す算数の勉強をしたり……。いろいろアイディアが膨らみます。いま、NEWSでは夏休みの企画をみんなで考えているところです。もっともっとぎりぎりまで考えますので、どうぞご期待ください!
コラムアップ時に、「岨巒堂山」の読みがながぬけておりました。
「しょらんどうやま」と読みます。上記、追加をいたしました。大変失礼いたしました。
NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長
三木 裕