いきなりですが、本当に、なんの脈絡もなく、ふと思いついた同音異義語をご紹介いたします。
権力に歯向かう
権力にハム買う
半沢直樹を見ていた影響でしょうか。しかし、思いついた文は、権力に思い切り媚びていますね。賄賂でしょうか。すると、そのあと、偶然小5の男の子が同音異義語を言ったのです。
おやつ 買いたい
親 使いたい
親をなにに使うつもりでしょうか? まあ、それは置いておいて、おもしろい偶然でした。
駄洒落は子どもたちも大好きです。というよりも、みんな好きなのですかね? 掛詞や地口などの伝統もありますし。
それらとは少し違いますが、小学生の国語のテキストにあった文を見てドキリとしました。メディアについての説明が書いてある文章です。
『情報を伝える手段やばい体のこと。テレビ、ラジオ、新聞、インターネットなど。』
本当は、手段や媒体、と書くところですが、まだ習っていない漢字なので、ばい体となっています。なので、情報を伝える手段、やばい体のこと、に見えてどっきりしました。
最近、国語の乱れを感じる人が減少しているというニュースを見ました。寛容になっているのか、むしろ関心が低くなっているのか、むずかしいところですが、SNSの発展が影響を与えているのはまちがいないでしょう。駄洒落や、やばい体、みたいに、言葉そのものに関心を持つことは、楽しいことでもあります。国語の乱れすら楽しむ、という新しい楽しみ方をしている人もいるかもしれません。そういう言葉のおもしろさを子どもたちにも伝えられたらな、と思います。