NEWSウインタースクールが終了し、通常授業が始まっております。今年もどうぞよろしくお願いいたします。そして、早速ですが今度の日曜日、1/18にはNEWSの誇る大展覧会『リトル・アーティスト展』を実施いたします! ウインタースクールで描いてもらった作品なども含め、すばらしい作品が一同に集まるイベントです。NEWSの全コースの先生方も集まり、体験授業やワークショップも行います。とても楽しい一日となるようにがんばりますので、ぜひご参加ください! 詳細はNEWSのFacebookに連日載せてまいりますのでぜひご覧ください。たくさんのお子さま方のご参加を心よりお待ちしております。
ちなみに、今年のウインターで作文倶楽部は、平和について考えてもらう作文に挑戦してもらいました。ノーベル平和賞を受賞されたマララさんについて、みんなでいろいろと話し合い、たくさんいっしょに勉強してから、書いてもらいました。全員が真剣に考えて、真剣に書いてくれました。その中から、二人の作文のほんの一部ですがご紹介しましょう。
日本は平和だと思います。友達などの笑顔を見ているので、笑っている人はみんな幸せだと思います。けれども、世界ではなかなか平和はむずかしいと思います。世界では、教育や、食べ物をとるのがむずかしかったりします。また人によっていいことが悪いことになったり、悪いことがいいことになったりというのがあるので平和はむずかしいと思いました。
ですから、私たち一人一人は平和のためにがんばらなくてはなりません。
私にはつうやくになるというゆめがあります。大人になったら、つうやくの人になってその国の人たちに料理などの教室をひらいたり、その人たちにとってはじめての日本にいって、日本のごはんをたべてほしいし日本の美しい人の習かんやあいさつを知ってもらいたいです。
マララさんは世界に向けて、平和についてスピーチをして、世界中をおどろかせたのでマララさんはすごいと思いました。これからマララさんのスピーチのとおり、世界中がのぞんでいる平和になるといいと思いました。
私はマララさんのことをしって、マララさんは大変な思いをしたこと、多くの子どもが教育をうけることができないことにとてもおどろきました。その中で私は、勉強ができるので平和で幸せだと思います。これからはその事を考えて生活し、しょう来のゆめに向かってがんばりたいと思います。
マララさんは間違っている事を間違っていると言えて、自分の考えを武器ではなく、口で世界に訴えています。とても勇気があってすごいと思いました。
しかし、世の中にはまだ武器はたくさんあります。世界を平和にするためには、まず人を殺すためにある武器が無くならないといけません。マララさんは武器でうたれて声をあげつづけました。こういう人がもっと増えれば、武器をもつ人達も自分達の間違いに気づき、減ると思います。
マララさんはバスで下校中、武装勢力にうたれ、意識不明の重体になりました。私なら自分の命をかけてまでも世の中を平和にしようとは思えません。平和にしようという気持ちより、怖いという気持ちが勝ってしまうからです。マララさんは女の子も教育を受ける権利を訴えています。私も平和のために出来る事がないか考えてみました。
それには、自分が今学校に楽しく行ったりやおいしい食事が出来たりしている事に感謝して生活する事が大切だと思います。 そして、世界には学校に行けない子供達がいて、日本人の私達はとても恵まれているということを少しでも多くの人が知れば、平和な世の中になっていくと思います。
今の世の中には約5700万人の学校に通えない子供がいます。しかし、私がその子達に直接してあげられる事は何もありません。とてもくやしいです。
私は大人になったら小学校の先生になりたいです。なので大人になって学校の先生になったら、子供達にこういう子供達がいる事について話し、知ってもらいたいです。そして、それを聞いた子供達が大人になって世界の平和に貢けんしてくれるとうれしいです。
全部を紹介することはできず抜粋となってしまったことをお詫びいたします。ただ、ここに書かれた作文からでも、その真摯な思いは十分に伝わってくると思います。みんなすばらしい作文を書いてくれました。子ども達の問いは、すべて大人であるぼくらに向けられていきます。NEWSの子ども達の夢をかなえるために、ぼくができることをこれからも一つずつやり続けていきたいと思います。
NEWS板橋校室長
三木 裕