1月と2月に行いますNEWSの公開説明会『ワクワク体験DAY』も、次回の2/22(日)の回で最後となります。NEWSの各コースの先生方が集まり、ミニ体験や、時間割、おすすめのクラス、お月謝、お振り替え等につきまして、じっくりとご説明させていただきます。参加費無料、ご予約不要です。ワクワク体験DAYご参加の方だけの特典、また2月入会お手続きの方への特典などもございます。ぜひこの機会にNEWS各校舎までご来塾ください。お待ちしております!!
前の2回のワクワク体験DAYにもたくさんのみなさまにご参加いただきました。ありがとうございます。実際に授業を行う先生方の体験を、いつものお教室で行いますので、雰囲気などわかりやすかったのではないかと思います。また、いくつものコースを体験できますので、ご興味のあるものに関しましては、どんどんお声がけいただければと思います。ご都合に合わせまして、2月からでも3月からでも、あるいは月の途中からでもご入会は可能ですので、お申し付けください。ご兄弟割引などもございますので、ぜひご家族ごいっしょにご参加いただければ幸いです。
といいつつ、では実際にはどのような体験をするのでしょうか? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。基本的には、通常授業の短いものです。ただ、イングリッシュやそろばんのように、まったく初めての方と、経験者の方では、体験の内容も変えてやらせていただくコースもあります。せっかくの機会ですので、短い時間でもなにかお持ちいただけるような授業を行い、今後のお子さまの成長につながるようなお話をさせていただければと思っております。
たとえば、ぼくは作文の体験を行います。いくつかのテーマの中から一番書きやすいかな、とその生徒さんが思うものを選んでもらって、書いてもらいます。緊張してしまって、はじめぜんぜん書けない子もいます。そんなときこそ、作文の先生の出番です。おまかせください。いろいろ質問して、作文の材料を集めます。
唐突ですが、萩原朔太郎の詩集『月に吠える』の冒頭に書かれた言葉に、ぼくがみんなに作文に書いてほしいものが書かれていますので、引用させていただきます。
思ふに人間の感情といふものは、極めて単純であつて、同時に極めて複雑したものである。極めて普遍性のものであつて、同時に極めて個性的な特異なものである。
どんな場合にも、人が自己の感情を完全に表現しようと思つたら、それは容易のわざではない。この場合には言葉は何の役にもたたない。そこには音楽と詩があるばかりである。
ぼくは作文を通して、みんなの感情を知りたいと思っています。それを説明することはとても難しく、容易なわざではないというのは朔太郎の書くとおりです。しかも、その難しい、極めて単純で、複雑で、普遍的な、個性的な特異なものは、言葉では表せないとも書いています。それは、音楽と詩があるばかり、だと。
そうなのです。ぼくは、だからこそ(逆説的ですが)音楽と詩を、作文にしたいと思っているのです。そして、それは可能だと思っているのです。なぜなら、どんな子の心にも、音楽と詩があるからです。作文の体験の中で、その音楽と詩を見つけるのがぼくの仕事です。やがていつの日か、自分で、自分の心の中の音楽と詩を見つけ言葉にできるようにしていくのが、作文の通常授業です。はじめは緊張していても、すぐにみんな作文が書けるようになりますよ。だって、みんな心の中にたくさんいろんなものを持っているのですから。ワクワク体験DAYにぜひお越しください。みんなの作文が楽しみです。どうぞよろしくお願いいたします!
NEWS板橋校室長
三木 裕