3月になり、少しずつあたたかい日も増えてまいりました。校舎には一足早い春のお知らせ『スプリングスクール』のパンフレットが届いております! どうぞ各校舎までお問い合わせください!
今回のスプリングスクールに関しまして、ひとつ、いままでになかったコースをご用意いたしましたのでご案内いたします。それは『防災を学ぼう』の授業です。パンフレットの紹介文にこう書きました。
日々薄れていく記憶の中で、まだまだ実際には元の生活に戻れない人も大勢います。
あの日のことをもう一度考え、身の回りの『防災』についての意識を高めてみるのはいかがでしょうか。
あの日の記憶を風化させないことも、ひとつの、たしかな防災と考えます。
いまできることをもう一度いっしょに確かめてみましょう。
たとえば、おうちの中を見てみましょう。
最初は注意していたのに、いまではすっかり忘れていることはありませんか?
ご家庭でできる防災チェックをご用意いたします。
学校からおうちまでの道で危ないところはありませんか?
しっかりと『防災』についてまたNEWSで学び直してみましょう。
あの日のことを忘れないためにも。
防災の授業では、ここに書きました以外にも、たとえば、地震の仕組みや、関東大震災のことを話したり、お持ち帰り用として防災グッズなどもご用意し、おうちで備えていただくのはもちろんのこと、ご家庭で話し合うきっかけなどにしていただきたいと思っております。
NEWSにお通いの生徒さんの中にはあの東日本大震災のとき、まだ生まれていなかったり、赤ちゃんだったりする子もたくさんいます。小さくて覚えていないという子も多いでしょう。また、テレビなどでは3月11日を中心に、さまざまな報道がされると思います。しかし、そのときだけ、ということが(自戒も大いに込めて)ないでしょうか? あの日、ぼくは父親としばらく連絡がつかずとても心配しました。そのときの気持ちも、きちんと思い出してみたいと思っています。ある高校では、正規の授業として防災を取り入れているということです。NEWSの授業ははじめてですが、なにかを生み出す第一歩にできればと考えております。もしよろしければぜひご参加ください。いっしょにいろいろと考えていけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
NEWS板橋校室長
三木 裕