学校も春休みになり、NEWSのスプリングスクールも始まっております。桜も咲きましたね。新しい出会いの季節となりました。
出会いがあれば、別れもあり、NEWSを卒業していく子たちもいました。NEWSの個別指導教室のお勉強は大学受験まで対応しますが、NEWSコースの習い事は、中学生になるときに一度卒業するという子がいます。もちろん、なかには部活や学校の勉強と両立して高校生まで通ってくれる子もいるのですが、さすがに高校生になると、学校の勉強も大変で、補習や、予備校などもあり、残念ながら卒業という子も増えてきます。その中のひとりの子が、3月末でNEWSを卒業することになり、最後の授業の日にはお母様も教室に来られ、ごあいさつをいたしました。もう10年くらい通われていたので感慨もひとしおです。
その最後のとき、お母様が、NEWSにはじめて体験に来たときのことを話してくださいました。感ピカコースのお絵かきを体験したそうなのですが、その男の子が描いた絵をはじめはお母様は、注意して見なかったそうなのです。それをNEWSの先生が、この絵はなにを描いたの? と男の子に聞いたところ、じつはものすごくたくさんの思いや、考えがあって描いたということを一生懸命説明したそうで、お母様はそれを聞き、お子様の新たな一面を発見したのだそうです。そして、そのことがきっかけに、NEWSでいろいろなコースに通ってくれたのでした。その絵はお母様にとって大切なものとなったとのお話をうかがい(いまでもまだご自宅に飾ってあるそうです)、ぼくもとてもうれしく思いました。いつのまにかとても立派な若者になったその男の子が、これからしっかりと自分の目標に向かっていく姿が目に浮かびます。今度は先生としてNEWSに帰ってきてねといってお別れしました。
新しくNEWSに入ってくれた子たちにとってNEWSが、なにかを与えられる場所であるように、これからも努めていきたいと思います。そして、また多くの出会いがありますように。どうぞよろしくお願いいたします。
NEWS板橋校室長
三木 裕