ちょっとおもしろい記事を見かけました。NASAの宇宙飛行士訓練で、50年ぶりに脱退者が出たというものです。
『米航空宇宙局(NASA)は28日、宇宙飛行士候補について、50年ぶりに訓練からの脱退者が出たと発表した。8月31日付でNASAを辞めることになったのはロブ・クリン氏。理由は一身上の都合という。NASAは詳しい事情は明らかにしていない。NASAの宇宙飛行士候補は毎年、12人の枠に約1万8000人が応募する狭き門。前回、候補者が訓練を辞めたのは1968年にさかのぼる。』
マンガ『宇宙兄弟』の大ファンのぼくとしては見逃せないニュースです。いろいろと思うところがありました。宇宙飛行士候補になるためには1500倍の倍率を突破しなければいけないのか、とか、この人はどうしてやめてしまうのだろうか、とか、そもそも、こんなことを発表しないといけないのだろうか、とか。しかし、なんといっても、50年間脱退者がいないという事実がすごいですね。
どのような訓練なのか実際には知らないですが、相当厳しいものだとは予想されます。それでも、50年間だれもやめなかったのです。もちろん、どうしても宇宙飛行士になりたいという人しか応募しないでしょうし、1500倍のなかを合格したのですから、どんな訓練でもこなせる優秀な人が残るのでしょう。辞める人が少ないのはそうだろうなとも思いますが、50年間いなかったとは……。どんなあこがれの職業、企業でも、むずかしいのではないでしょうか。
宇宙飛行士は危険な仕事でもあります。家族への負担も大きいらしいです。また、宇宙開発へお金をつかうこと(使いすぎること)への反対意見も大きいようです。それでも、宇宙への憧れを人は止めることができません。人間が火星に降り立つ日が来たら、どんなにわくわくするでしょう。
いつか、NEWSの子たちが宇宙へ! と思ったりします。もちろん、それぞれのあこがれの世界へ飛び出していってほしいのですが、その中の一つとして宇宙もあるといいなと思います。どんなことでもやめずにつづけるというのはとても大変なことですが、それが夢を掴むためにはいちばん大切なことだと思います。NEWSの子どもたちの未来が楽しみです!
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