目覚しいペースで勝ち続け、あっというまに六段になった将棋棋士の藤井聡太くん(まだ高校1年生ですからね)ですが、あまりに勝ち続けているので、もう5月18日の試合に勝つと七段になるのだそうです。いろいろな規定がありますが、次々と突破してしまうので、あれよあれよという言葉がぴったりです。唐突ですが、大リーグ二刀流で大活躍の大谷翔平選手を思い出しませんか? あまりにすごいので、ちょっとやそっとのことではもう驚かなくなってしまって、もっと、もっとすごいことを期待してしまうような……。ほんとは、いまの活躍も、信じられないくらいすごいことなのですが。囲碁の井山六冠も先日タイトル戦で8ヶ月ぶりに負けたと話題になっていましたが、これもものすごいことですよね。負けてニュースになってしまうのですから……。
それにしても、藤井君が、ついこのあいだまで四段だったのに、あとすこしで七段とは、超スピードでの昇段です。ぼくのイメージでは七段というと、ある程度キャリアのあるベテランというイメージですが、そうではなくなってしまいそうです。羽生永世七冠対藤井六段(七段?)とのタイトル戦が早く見たいという声が将棋ファンのあいだでは大きくなっているようです。大きなタイトル戦は、七番勝負、五番勝負になりますから、勝ち越すまで、何戦もしなければいけません。フルセットまでもつれると何ヶ月もつづきます。タイトルをかけての対局の機会はまだないですが、そのチャンスをつかめる少し前までは来ているようです。楽しみですね。
いろんな世界のすごい人たちの活躍を見ていてもため息が出るばかりですが、ぼくもNEWSの先生としてすごいとことを子どもたちに見せないといけません。わりとなぞなぞが得意なので、このまえも出されたときにすぐ当てて、すごいといわれましたが……。ほかにもたくさん見つけたいと思います!