前にも書いたことがあるのですが、ぼくは古本屋さんが好きで、ちょくちょくのぞいています。先日、週刊少年マガジンの古い号が100円で売っていたので、つい買ってしまいました。
それは、週刊少年マガジンの1974年6月16日25号で当時は130円だったようです。大きさはいまのものと同じですが、厚さは半分くらいです。『野球狂の詩』が表紙でした。有名な作品が目白押しです。『愛と誠』『天才バカボン』『うしろの百太郎』『バイオレンスジャック』『おれは鉄兵』『釣りキチ三平』『空手バカ一代』などなど。この当時は『愛と誠』が大人気なようで、ラジオ・ドラマが放送され、映画化も決定したと書かれています。漫画の欄外には芸能人のコンサートの予定が書いてありました。そのメンバーがまたすごく、『郷ひろみ』『西城秀樹』『フォーリーブス』『かぐや姫』『村田英雄』『春日八郎』『マリア・カラス』『モスクワ国立赤軍合唱団』『グレン・ミラー・オーケストラ』などなど、バラエティーにとんだメンバーが書かれています。当時の読者の中高生に人気があったのでしょうか。意外なメンバーもいる気がします。
漫画もおもしろかったのですが、読み物もたくさん載っていました。スポーツ選手の情報、相撲の特集、映画の案内、それぞれわりとくわしく載っていました。そして今回の号の目玉の読み物は、『四次元への抜け道』という不思議なできごとを紹介した記事でした。いまから40年以上前の雑誌ですが、文章量はいまより断然多いですね。当時は、いまよりも本を読む子が多かったのでしょう。
昔の雑誌を見て思ったのは、なんでもありだな、ということです。いまは、漫画雑誌も増え、年齢や世代、好みなどによって細かく分かれています。それだからこそのおもしろさももちろんあるわけですが、1冊の中に、もっと自由にたくさん詰まっていると、まったく知らない世界のことがわかったり、興味を持ったりできるかも、と思いました。まるで、NEWSのスプリングスクールのように(ちょっと強引でしょうか?)。
NEWSのスプリングスクールも、いろいろなお部屋で、いろいろなコースの授業を行っています。帰りにちょっと見たコースがおもしろそうだったので、べつの機会にやってみるという子も多いです。せっかくのお休み期間ですから、たくさんのことに興味を持って挑戦してほしいですね! NEWSのスプリングスクールはもうすぐ締め切りですが、定員に空きがあるクラスならば、そのあとでもお申し込みができます。ぜひその場でお問い合わせください! お待ちしております!