平昌オリンピックの熱戦を毎日いろいろなテレビで繰り返し見て感動しています。男子フィギュアスケートの羽生くんの金メダルから、ぐっともりあがりが加速した気がしますね。フィギュアもカーリングもジャンプもスノーボードもアイスホッケーもみんなすごかったです。
その中でも特に、(大きな話題になっていますが)スピードスケートの小平選手が、銀メダルの韓国の選手に、レース後よりそって、ふたりで抱き合った場面は感動的でした。それ以後も小平選手の経歴などもテレビでずっと見てしまいました。ものすごく苦労されたみたいですね。支援する企業がない中で、小平選手を応援することに決めたという相澤病院の話も感動しました。病院の患者さんの応援もはげみになったということで、本当に金メダルをとってよかったと思いました。小平選手は、韓国語も、中国語も、オランダ語も話せるそうです。すごい! 将来、教師になりたいのだとか。ご苦労もされていますし、人の心のわかる、とてもすてきな先生になるにちがいありません。NEWSでも教えてほしいですね!
女子パシュートの金メダルもすばらしいですね。試合は3人ずつ滑りますが、レースごとに選手を入れ替え、4人で試合に出ました。個人競技ではオランダチームが強く、単純に一人ひとりのタイムで比べたら、圧倒的にオランダチームのほうが上でした。しかし、日本チームの4人は、戦略を練り、徹底的に分析し、また年間300日の合宿で選手入れ替えの動きやタイミングを練習したのだそうです。このメンバーだから勝てたといったコメントを選手のみなさんが話していて、感動しました。
そこでいきなりですが、ローリング・ストーンズというバンドのインタビューをご紹介しましょう。ミック・ジャガーというボーカルが有名ですが、ギターのキース・リチャーズも人気があります。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズにも出ていました。ローリング・ストーンズには、そのキースと、もう一人ロニー・ウッドという二人のギタリストがいます。いじわるなインタビューアーが、キースに聞きました。
「ねえ、キース、きみとロニーはどっちがギターがうまいの?」
「そんな質問は無意味だ」
キースは一刀両断しますが、インタビューアーは笑いながらつづけます。
「でも、ロニーは自分のほうがうまいといっていましたよ」
「あいつはそういうやつだ」
キースはそういい、さらにつけ加えました。
「おれたちはどっちもへたくそだ。だが、二人なら無敵なんだ」
おお、さすが、キース、なんとかっこいいのでしょう。そして、最後の言葉が、女子パシュートチームと重なるのでした。一人ひとりは遅いかもしれない、でも4人なら無敵なんです! NEWSもこういうチームになりたいと思います!