新しい学校、新しい学年が始まり、ゴールデンウィークも終わり、そろそろ落ち着いてきたころでしょうか。梅雨になり、体調を崩しやすい時期でもありますが、夏休み前の時間を大切に過ごしてほしいと思います。
今年度は、新小1年生のお子さまの授業を例年よりも多く受け持っているのですが、国語にしても、算数にしても、みんな一生懸命勉強してくれるので、とてもうれしく思っています。勉強すること、新しく習うことが、楽しい! という時期なので、どの子も、がんばってやってくれます。まだまだ、それぞれの教科の基礎中の基礎部分をじっくり丁寧にやっている段階ですが、だからこそ、ここが大事だな、という気持ちがしています。
たとえば、算数の足し算です。みんなとてもよくできます。でも、こんなところをまちがえてしまう子がいます。
・『=』をつけわすれる。
・答えに単位を書かない、またはまちがった答え方をしている。(○こ、とか、○ひき、など)
国語ではこういうところが注意です。
・文の最後には『。』をつける。
・消しゴムをつかわずに二度書きをしてしまう。
まだ小学校1年生だからこそ、しっかりと身につけてほしいと思います。細かいところですが、こういったことをおろそかにしないことが、だんだん勉強をする習慣や、勉強の方法へと結びついていくと思うのです。もっと大きいお兄ちゃん、お姉ちゃんがテストのときに、ほんのちょっとしたうっかりミスで何問もまちがえてしまうこと、そして、何度注意してもまたやってしまうことの、いかに多いことでしょう。最初から正しい習慣を身につけてあげられたら、と思います。おうちでも、もし機会がございましたら、たとえば先に書いた点などぜひご注意いただければと思います。
小学校1年生から塾……というと、ちょっと早いかもと思われるかもしれません。ただ、早いからこそできることもあるかな、とぼくは思います。特にNEWSはお勉強以外にも、書き方コースや、図画工作の感性ピカピカコース、ロボットコースなどのように、小さいうちから習うことで、集中力や、よい姿勢、学ぶ楽しさなども身につく、習い事のコースがたくさんあります。必要だと思われる時期に、それぞれのコースで、お子さまの将来にとってとても大切なことを学んでほしいと思います。