なんてことを、エレベーターに乗りながら考えたことはありませんか?
私は、あります。みなさまも一度は考えたことがあるのでは?
まぁサスペンスやホラー映画じゃあるまいし、滅多なことでは起こりませんがね(多分)。
なんでそんなこと急に言い出したかというとですね、エレベーターの模型をつくっていたからです。
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模型をつくると分かるのですが、エレベーターの上下運動の仕組みはけっこう単純です。
(もちろん本物はいろいろと安全設計がなされており、もっと高度だと思いますが!)
そう思うと、ちょっと怖くなったというわけです。
そこで、『エレベーターが落っこちたときに助かる方法』というものを調べてみました。
有名なのは、『地面に落ちる瞬間にジャンプする』ですね。
これ、ダメです。
エレベーターの落下する力(相当な重力加速度がかかっている)よりも強い力で上に飛び上がらないといけないため、
それを上回るジャンプ力が必要です。
つまり、人間のジャンプ力ではまず助からないでしょうね。
最終的に、エレベーターの床に叩きつけられ‥‥‥。
いやいや、助かる方法はあるはず。
次は、『荷物を積み上げて、その上にのる』です。
地面に落下する衝撃を和らげることができるので、これは有効な手段といえます。
(ただ、上に乗れるような大きな荷物をもっていれば‥ですがね)
「そんな大荷物なんてもってないよ!」
そうですよね。今の時代、財布と携帯くらいしか持ち歩きませんしね。
そんな方向けに助かる方法を見つけました。
それは、
『仰向けに寝る』です。
落下時に、地面に触れている面積が小さいほど、大きな衝撃が伝わるため、
立ったままだと体重の十倍ほどの力が足にかかるそうです。
仰向けに寝れば、体重がエレベーター全体に分散し、
同時に地面にぶつかった時の衝撃も均等に分散することができます。
絶対に助かる…とはいえませんが、生き残る可能性が高くなる方法といえます。
まぁ、エレベーターが落ちることなんて、そうそうないと思いますがね(二度目)。
知っておけばなにかの役に立つかもしれないので、頭の片隅にでも置いておいてください。