とある絵画の先生が教室に来るなり、開口一番放った言葉。
「タイトルを…タイトルを決めないと…」
そうです。もうすぐ学展の時期です。
(※学展とは、ミライアカデミーに通っている子どもたちの作品展示会のことです。)
学展に展示する作品には当然ですが、すべて名前があります。
「担当の先生が考えているんですか?」とよく聞かれますが、
これは作品を作った生徒自身が決めています。
(先生が助言することもありますがね。)
タイトルなんて、そんなに悩むもん?と思うかもしれませんが、
悩みます。めっちゃ悩みます。
これが作品を最終決定するかなり重要なものですから。
スパっと決める生徒さんもいますが、完成作品を見て、あれがいい、これがいいと先生と生徒で案を出し合ってようやく決定というのがいつものパターン。
絵をストレートに表すものもあれば、なるほどね!と子どもの説明でやっとわかるような変わり種まで、いろいろ。
それがまた作品を味わい深いものにするのです。