映画『グランメゾン・パリ』が大ヒットしているそうです。もともとは連続テレビドラマで、ぼくは大好きだったのです。昨年末にそのスペシャルドラマがあり、それもおもしろかったので、ぼくは映画も見に行ってしまいました。ははは。
フレンチレストランが舞台です。フランスで、フランス料理の店で、ミシュランの三つ星を取る、これが主人公の悲願です。これまで何度も挑戦してきましたが、二つ星どまりでした。
まあ、映画ですから、いろいろと問題がこれでもかというくらいたくさん起こり、どんどん窮地になっていきます。そして、まあ、映画ですから、それを乗り越えて感動的なラストを迎えます!
実際は映画をご覧になっていただきたいのですが、以下、少し内容にふれます。ご了承くださいませ。映画のおもしろさは決して損ねないと思います。
はじめ、主人公は、フランスで作るフランス料理にこだわります。ほかのスタッフの言うことにも耳をかたむけません。しかし、あることで、主人公は、自分がフランス料理を作ることを目指したきっかけを思い出します。そこから大きく変わり始めます。
それは、伝統は伝統として重んじつつ、それに付け加えて、つねに新しいものへも挑戦していくということでした。
主人公は、多国籍のスタッフたち、古くからの仲間、新しい仲間たちを信じること、任せることを学びます。いくら天才シェフでも、ひとりではぜったいに越えられないものを、みんなの力でひとつずつ越えていきます。そこから、これまでにないフランス料理が生まれたのでした。「ありがとう」「ごめんなさい」これをなかなかいえない主人公なのですが、自然とその気持ちが伝わってくるのでした。
今日この店に来てくれたお客様に、そのときの最高のものをお出しする。
ミシュランの調査員とか、フランス料理界の重鎮とか関係なく、その日のお客様すべてによろこんでいただく、それが世界に挑むということなのでした。
いやあ、ぼくは感動してしまったのですよ。もう最初から最後までずっと泣きっぱなしでした。ミライアカデミーの子どもたちが、いつか世界に挑むとき、そして、もういますでに挑んでいる元生徒たちが、こういう気持ちでいてほしいと思います。