悲しいお話なのですが
書かせてください。
昨日、大学時代の友達から
メールが来ました。
ぼくらの友人が病気で
亡くなったという
お知らせでした。
前から入退院を
繰り返している友でした。
でも、お正月には
今年もよろしくのメールが
来ていて、
まったくそんなことに
なるとは
思ってもいませんでした。
偶然なのですが
ぼくとその友人は
誕生日が一日ちがいでした。
ぼくが一日前となります。
そして、昨年の
12月のぼくの誕生日に
友人からメールが来ました。
いままでそんなの来たこと
なかったのですが、
ふつうにお祝いのメールでした。
すばらしい一日にしてください
さいごにそう書いてありました。
すばらしい一年のまちがいじゃないの?
そう思ったぼくは
ありがとう
Мは明日だね
よい一年になりますように
そのように返信しました。
いま、こうして
彼が天国へ行ってしまったと知り、
なぜだかそのことが
胸に残ります。
Мにとっては
一日一日が
すばらしいもの
だったのかな…と。
お気楽な返事をしてしまった
自分に後悔します。
友人からのメールが来る
ほんの数時間前に
ぼくはこのページを
更新していました。
板橋校の元生徒たちと、
自殺してしまった
子どもたちのことを
書きました。
死なないでください。
そんな気持ちを
込めて書いたつもりです。
そして、
そのあとに来た
友人からのメールを見て
やはり
ぼくはもう一度
いいたいと思います。
死なないでください。
天国にいる
ぼくの友人には
もう使えません。
死なないでください。
若いきみたちに
おくります。
ミライアカデミー板橋校
三木 裕