こんにちは、NEWS板橋校受付の高瀬玄太郎です。
今回は三木先生が面白いワークショップに行ったお話をしようと思います!
三木先生が今回参加したワークショップは、TOKYO SOCIAL DESIGNという校舎からとても近いところにある画廊さんで開催されている「SDGsってなあに?」というSDGsについてのワークショップです。SDGsとは、2030年までに「持続可能でより良い世界を目指すための17のゴール」のことを言います。簡単に言うと、これは全世界で共通の課題であり、人々が安全に豊かに暮らすための目標です。
このワークショップで三木先生は、現在日本で行われているSDGsの取り組みについて書かれている「大接近!工場見学」という絵本のシリーズを見てきたそうです。その一つである「紙」についての絵本を僕に見せてくれました。この絵本で取り上げられていたのは、再生紙で作るクレープ紙の作り方で、僕はこの絵本を読んで再生紙を作る工程がどれだけ大変で手間のかかることなのかを学びました。使い古された古紙を刻んでから水で一度溶かした後、水気をきることで紙の繊維を洗ったり、染色してキメを細かくするなど、様々な複雑な工程を繰り返し1日あたり最大で20トン以上の再生紙を作るそうです。
このように、ものすごい量の再生紙が1日で作られていることが分かります。こんなにもたくさんの紙を作るために、1日で2000トンもの水を排水しているそうです。しかし、ただ排水するのではなく川よりもきれいな水にして排水しています。再生紙を作るだけでなく、川よりもきれいな排水をすることは、SDGsの達成に大きく貢献していると思います。
今回取り上げたのは「紙」でしたが、日本ではSDGs達成のために他にも様々な取り組みが行われています。そして、このSDGsは今世界で注目されている問題です。そんなSDGsを学ぶことで、みなさんも自分自身の生活を見直すきっかけになるかもしれません。今後NEWS板橋校でもSDGsに関する何かイベントを行う予定ですので、その際はみなさんもぜひご参加ください!
NEWS板橋校
受付 高瀬玄太郎