新聞記事で見たのですが、新宿区にある小学校の屋上農園で、年間1トンもの野菜が収穫されているそうです! すごい!!
JR大久保駅から徒歩10分といいますから、かなりの住宅街の中だと思われます。そこの、テニスコート5面くらいの屋上で、野菜を育てているのだそうです。校長先生や有志の保護者の方など大人も手伝いますが、基本は子どもたちにまかせているとのことで、子どもたちもみないい体験をしているようです。野菜嫌いの子が苦手のトマトを食べられるようになったとか。ははは。ぼくもトマトは苦手なのです。
校長先生のお話では、「畑の中だからこそ、失敗から学べる経験ができるのではないか」というお言葉に重みを感じました。ぼくももちろんそうですが、農作物を本格的に育てる経験など、したことのない子がほとんどでしょう。ただ、まちがえて野菜の芽をつんでしまったりなど失敗はあっても、細かく指摘はしないのだそうです。天候に左右されたり、暑さ、台風など、どうにもできないこともあり、ぜんぜん育たなかったこともあったそうですが、そこからなにかを学ぶことが大事だということなのでしょう。そうして、自分たちで育てた野菜を収穫するときの子どもたちの顔は、とても輝いているのだそうです!
教育委員会の許可や、指導者の継続、費用など、むずかしい問題もあるようですが、全国から視察が来ているようです。もっともっと多くの小学校で野菜が作られるといいですね。