ゴールデンウイーク中に大きな地震がありました。そして、今朝方(5/11)も関東で大きめの地震があり、起きてしまいました。怖いです。
そんなゴールデンウイークのときの地震で、以下のようなニュースを見ました。そのとき、ある水族館で、ダイバーの方が水槽内を清掃中だったそうです。大きな地震でしたが、水の中なので警報も聞こえず、揺れも感じず、ダイバーの方は地震に気がついていない様子です。それを見たお客さんの一人が、携帯電話で緊急地震速報の画面をダイバーの人に見せ、逃げるように伝えたのだそうです。ダイバーの方はそれを見て感謝のポーズのあと避難し、お客さんにも避難するように指をさしたのだそうです。
そのお客さんがどなたかは不明で、水族館の人たちは、その感謝を伝えたく配信しました。
「当館ダイバーも無事避難することができました。ダイバーはこのとっさの行動にとても感謝していました」
そのニュースをぼくも見たのでした。すごいですね。今朝の地震もかなり揺れましたが、そのときはもっと揺れていたのではないかと思います。パニックになってしまうような状況で、身の回りにいる人たちの安否を気遣い、とっさに行動できるとは、なんとすばらしいと思います。また、その感謝の気持ちを忘れない水族館の職員の方々の行動にも心打たれます。
地震の怖ろしさはそのときは(たとえば今朝のように地震がおこったときは)はっきり感じられても、ふだんなかなか気をつけるのはむずかしいと思います。しかし、他人への気遣いや行動などは、日々積み重ねることができることが増えていくものなのだと思います。それが、このニュースのときのような、とっさのときの行動につながるのだと思いました。自分のこととしても、日々考えていきたいと思います。