先日、このコラムを読んでくださっているという方から、興味深い記事を教えていただきました。ありがとうございます。
少子化の影響もあり、野球をする小学生がどんどん減ってきているそうです。それを食い止めようと、高校生の野球部が子どもたちへの野球教室を開き、野球の楽しさを経験させているのだそうです。いいですね!
お兄さんたちに遊んでもらって、子どもたちもうれしいですし、子どもたちに教えることによって、高校球児の諸君も、技術的なことをより深く考えるようになり、どちらにとってもよい効果があるのだそうです。
その高校の監督さんが、小学生の指導に気を付けているということが3つ書かれていました。元プロ野球の選手だった人です。
①分かりやすい言葉で説明する
②話すときはしゃがんで目線を合わせる
③常に笑顔を浮かべる
なるほど、と思いますね。野球だけのことではなく、ぼくらのような塾の人間、教育に携わる人間にも、必要なことだと思いました。
○○離れというのは、野球だけに限りませんね。どんな分野でも、つねにあることだと思います。○○のおもしろさ、楽しさを伝えつづける努力を○○にかかわる人間はしないといけませんね。ぼくでいえば、○○には、国語とか、作文とか、もっと広く、勉強といった言葉が入ります。細かくいえば、文学とか、文法とか、古典、試験、なんて言葉も入りますね。勉強のおもしろさ、楽しさをどのように伝えたらよいでしょうか? その問いに、ずっと向き合って授業をしたいと思います。