プロ野球のレギュラーシーズンが終了し、ぼくが応援している阪神タイガースは、ぎりぎり3位となり、クライマックスシリーズに進めることになりました。開幕後の低迷を考えるとよく粘ったなと思います。またしても野球のお話ですみません。
ただ、今回書きたいのは阪神の選手ではなく、ヤクルトの若き四番『村神様』こと、村上宗隆選手です。王選手の55号と4打席連続ホームランを上回る、56号、5打席連続ホームラン、そして、史上最年少の三冠王にもなる大活躍のシーズンでした。阪神ファンとしても、本当に何度も痛い目にあいましたが、これぐらいすごいと、もうほめるしかないという感じです。
その村上選手が所属していたという少年野球チームの記事が新聞に出ておりました。そのチームの子どもたちも、村上選手の姿をテレビなどで見て、大きく変わったのだといいます。それはバッティングなどではなく、その姿勢なのだそうです。
ヤクルトのベンチで村上選手は、大きな声で味方を鼓舞します。サードを守っているときもピッチャーによく声をかけます。それを見た子どもたちが、仲間がヒットを打てば『ナイスバッティング!』といって、いっしょによろこぶようになったのだそうです。なので、グラウンドには、いつも子どもたちの明るい声が途切れないのだとか。なるほどなあ、すごいなあ、と思いました。
だれよりもホームランを打つことはもちろんすばらしいですが、プレー以外の部分でも、もしかするとプレー以上に、子どもたちにいい影響を与えるとは、さすが『村神様』ですね!
ほんとうは阪神戦ではあまり打ってほしくないですが、こういう話を聞くと、村上選手を応援したくなってしまいますね。やはり、大人は、子どもたちに見られているということをもっと意識しないといけないな、と思いました。NEWSも、子どもたちが明るく元気で、のびのびと楽しく勉強したり、習い事をしている場所でありたいと思いました。来た子に必ず元気であいさつをすること、それはぼくがずっと守っているルールです。そういうことも、これからもずっとつづけていこうと思いました。