- 先日、テレビで『赤毛のアン』についての番組を見ました。美しいプリンス・エドワード島の風景やそこに住んでいる人たち、本の中で紹介されたというおいしそうなごちそうを実際に作るなど、1時間ほどの番組でしたが、なんとも贅沢な作りで堪能しました。
- 世界中で愛されている『赤毛のアン』ですが、その魅力はいくつもあります。しかし、なんといってもアンそのものの魅力をはずすことは決してできないでしょう。アンの言葉はいつでも読むものに光を与えます。
- 「明日はまだ何の失敗もしていない新しい一日だと思うと、ほっとするわ」
- 「一人の人間がする過ちには限りがあるはずよ。最後までやってしまえば、それで私の失敗も終わりよ。そう思うと、気が楽になるわ」
- 「どうせ空想するなら、思いきりすばらしい想像にした方がいいでしょう?」
- 「今朝の私は、絶望のどん底ではないの。朝は、そんな気分になれないの。朝が来るって、すばらしいわね。」
- 常に前向きで、明るく、自分の人生を切り開いてきたアンの言葉に、勇気付けられた人はどれほど多いでしょう。本当に多くのものがつまった物語です。
「なぜだか分からないけど、涙が出るの。嬉しくて、嬉しくて。ああ、嬉しいなんていう言葉じゃ足りないわ。」 - 自分の気持ちにこれほど正直に生きられるのもアンのすばらしさです。3月からはじまります、新年度のおもしろ作文倶楽部のカリキュラムに、『赤毛のアン』も取り入れることにしました。アンのすばらしさを、多くの子どもたちに伝えられたらと思います。
NEWS 青葉台校教室長
三木 裕