- NEWS Step Up メインコースの授業で、次のような問題を出してみました。
- 『あなた自身をクイズにしてみましょう。ヒントは6個です。その6個のヒントで、あなただとわかるようにしてください。』
- 自分発見調査隊というショートエクササイズの問題です。もともとは、ある東京の中高一貫校で出題された『ある歴史上の人物について問題を出すための、3つのヒントを考えましょう』という問題を社会チャレンジというショートエクササイズで行ったのですが、さらにもう一歩ふみこんで、自分についても考えてもらったというわけなのです。
- 自分について考える、というのは簡単そうに見えて、とても難しいものです。ですが、客観的な視点というのは、ぜひとも練習してもらいたいことの1つです。はじめはなかなか意見が出なかったのですが、クラスで話し合う中で、眼鏡をかけています、背が高いです、算数が得意です、サッカーが好きです、といったものから、各自の性格に関するものまで、次々に出てくるようになりました。中には、自分の、どちらかというとマイナスな部分も取り上げる子がいて、感心しました。
- そして、次のエクササイズにいこうと思ったのですが、生徒たちが、「三木先生のヒントもやりたい!」というので考えてもらうことにしました。どきどきしながら見ていましたら、次のような意見が……。
- ①まゆ毛が太い。
②口ぐせは「よろしくなーい」
③ひげが濃い。
④顔がけっこう焼けている。
⑤意味がよくわからない鼻歌を歌う。
⑥上着のポケットに手を半分だけ入れる。 - むむむ。どうなんでしょう? ちょっと恥ずかしいものもありますが、よく見ていますねえ。本当は6個のヒントだったのですが、最後に7個目をつけくわえてくれました。
- ⑦性格 ・・・ やさしい。
- みんなどうもありがとう! 気を遣ってくれたかな? またいつかこのエクササイズをやってみようと思います。
NEWS Step Upメインコース責任者
三木 裕