京都府の遺跡から、奈良時代の木簡が発掘され、そこに九九の早見表らしきものが書かれているという記事をネットで見ました。すごい! そんな昔から九九はあるのですね。
今回発見されたのは九の段、八の段の一部、七から五の段だそうですが、おそらく、当時の役所の人の早見表として使われていたのではないか、とのことです。千数百年前のものが、まだ残っているというのもロマンを感じますね。そして、九九という現代でも我々がふつうに使用しているものが、そこにあるのですから……。数字、数学の基本的なものは、そういった昔、おそらくさらに古い時期に完成されていたのですね。それが日本にも伝わり、当時の人たちが、それを見て、やあ、これは便利なものですなあ、などといいながら使っていたのでしょうか? などと想像するのも楽しいです。
夏休みにNEWSで勉強するたくさんの子どもたちにも話してみようと思います! みんなの反応が楽しみです。