- 産経新聞でここ2ヶ月につづけて書かれた記事をインターネットで見つけました。こんな内容です。
- 『作文教室、保護者に好評 「論理的に書く力」養う
児童、生徒に文章の書き方を教える民間の作文教室が人気を集めている。受験対策に主眼を置かず、論理的な文章を構成する方法論を段階的に教えるのが特徴だ。経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)では、文章力が日本の生徒の弱点とされている。受講者が増える背景には、「書く力」を身につけさせたいという期待感が、保護者らの間に広まっていることがあるようだ。
PISAの結果では、日本の高校1年の「読解力」は調査の度に国際ランクを下げてきた。特に自由記述や論述の問題で白紙回答が目立つ。日本の子供たちが論理的に自己主張をできないことに、保護者や教育関係者らは危機感を募らせている。
民間の作文教室が盛んになってきた理由について、国立教育政策研究所の有元秀文・総括研究官は「これまでの学校教育で、根拠を挙げて自己主張する指導が足りなかったことが、PISAの結果に表れた。一方、その能力こそが実社会で求められることを保護者は知っており、小さいうちから学ばせたいと願うからだろう」とみている。』 - 『人気の理科実験教室とは? 不足の自然体験補い、理論学習へ
子供たちの理科離れが深刻化する中、小学生が理科実験を体験できる教室が人気を呼んでいる。都市生活が高度化し、火が燃えるところすらあまり見たことがない子供もいるという。教室の人気は、自然の実体験を取り戻そうとする動きなのかもしれない。
経済協力開発機構(OECD)が世界57カ国・地域の15歳約40万人を対象に行った2006年の「生徒の学習到達度調査」(PISA)では、03年の前回調査(41カ国・地域対象)に比べ、日本の科学的応用力は2位から6位へ下がった。生徒へのアンケートでも科学関係の職業に就きたいという生徒はOECD加盟国の平均は25%だが、日本では8%にすぎない。
こうした中、塾などの私的教育機関が理科実験の体験教室に次々に乗り出している。
『子供は理系にせよ!』を出版した大槻義彦・早大名誉教授は「理科実験に継続的に触れられるなら、理系を含め幅広い人間に育っていく契機になる。受験や偏差値に直接結びつかないとしても、理科実験を行う意義がある」と強調している。』 - 作文教室、理科実験教室、ともに人気だそうです。そのどちらもNEWSにはありますよ!
いつでも、お子様のために最もよいものを提供していきたいと考えてまいりましたわたしたちの理想が、やはり正しい方向だったのだと、身が引き締まる思いがいたします。8月28日には、NEWS全校舎合同のサイエンス+おもしろ作文の野外特別授業『川原で遊ぼう! 学ぼう! 楽しもう!』が行われます。まだ定員に空きがありますので、どうぞご参加ください。お待ちしております!
NEWS青葉台校室長
三木 裕