- 2日続けて、すばらしいニュースが大きく報道されています。ノーベル物理学賞、ノーベル化学賞の受賞の話題です。金融問題など、なんとなく重苦しかった毎日に、急に光が差し込むような気持ちになりました。なぜかこちらまでうれしくなるから不思議ですね。受賞された内容については、一応新聞で読みましたが、なかなか難しいところもあり完全にどういうものかは……?、ですが、各氏の談話はおもしろく読みました。その中でノーベル化学賞を受賞された下村さんの談話にこのようなところを見つけました。
- 『子どもにはどんどん興味を募らせてあげなさい。興味があるうちにやらせなさい。そして子どもがやり始めたら、やめさせたらだめです。』
- 下村さんの息子さんは、コンピューターセキュリティーの専門家だそうで、アメリカではよく知られた方だそうです。まるで畑違いの道に歩まれたようですが、しっかりとご自分の道を見つけ堂々と進まれている印象を受けます。お父様の考え方によるものなのでしょう。
- 子ども達の好奇心というものは、本当に無限に広がっていくものです。その中で、どの道を進んでいくかは、まだだれにもわかりません。NEWSのサイエンスで毎回楽しそうに実験をしている子ども達の中から、未来のノーベル賞受賞者が生まれるかもしれません。下村さんは、若い人へのアドバイスを求められて、このようなことをおっしゃっていました。
- 『興味があることだったら、どんどんやってやり遂げなさい、と。難しいことがあっても乗り越えなさい、と。近頃はね、初めっから難しそう、とやらない人がいる。おもしろいことがあったら、難しくてもやる勇気がないと。女の子は割に元気がありますけどね。特に男の子はちょっと意気地のない人が多いですね』
- そういえばNEWS青葉台校のサイエンスには女の子もたくさん通っています。たしかに、みんな元気いっぱいです。いえいえ、男の子だって負けていませんよ。NEWSの子はみんな元気いっぱいです!
これからもNEWSは、子ども達の好奇心に応えられるような場所であり続けたいと思います。
NEWS青葉台校室長
三木 裕