- 『東大合格生のノートはかならず美しい』という本をご存知でしょうか。本屋さんや、書評、新聞広告などで話題になっているものです。一度読んでみようと思っていたのですが、なんと、生徒が校舎に持ってきていました。お母さんが買ってくれたのだそうです。ちょっと見せてといって、中を見させてもらいました。
- ページをめくると、様々な年代、教科による美しいノートがずらりと並んでいて壮観です。たしかにどれも見やすく工夫されているようです。本の中に、東大ノートに共通する「7つの法則」というのが載っていました。
- 法則1 とにかく文頭は揃える
法則3 大胆に余白をとる - 法則7 当然、丁寧に書いている
- などなど、です(法則1から7までの最初の文字をつなげていくと『とうだいのおと「東大ノート」』となるそうです)。この3つなどは、すぐにでも実行できることかもしれません。といっても、最初はできても、それを続けるということが難しいのでしょう……。
- きれいなノートをとる子がすべて東大生になれるわけではもちろんないですが、ノート作りを楽しめるような姿勢こそが、大事なことにつながるのだと思います。自ら工夫し、考え、参考になることはどんどん取り入れていくことで、いつしか自分なりの勉強法を身につけていく、これが大きな成果につながっていくのだと思います。NEWSスタッフにも、東大出身の先生が何人かいますが、たしかに、みな自分なりのスタイルを持っているように感じます。必ずしもきれいなノートの人だけではないですが……。これからも授業中に、ノートのとり方の話などもしていきたいと思います。
NEWS青葉台校室長
三木 裕