2009年がはじまりまして、さっそく新年を飾るにふさわしいおもしろ作文倶楽部の作品が届いてきました。短歌作りの授業です。
1月の授業はまず百人一首の勉強から、日本の誇るすばらしい3大和歌集の万葉集、古今和歌集、新古今和歌集まで、一通りながめてもらいました。言葉遣いはいまとはずいぶん違いますが、そこにある心はなんとなくでも伝わってくれたのではないかと思います。枕詞や掛詞などもちょっと勉強してもらいました。難しかったかな? それとも、案外かんたんだった?
授業では、みんなの冬休みの出来事を短歌にしてもらいました。すばらしい作品ばかりです。どうぞご覧ください!
『動物へ 会いにいったよ ぶるぶると ぐうぐうねてた かぜひきそうに』
動物園に行ったのでしょうか? 冬のスケッチが上手にできています。様子が生き生きと伝わってきますね。
『おとしだま スタートラインに もらえます 犬にもあげよう なげおとしたま』
スタートラインという言い方がいいですね。言葉遣いのセンスの良さを感じました。
『友だちと 雪がふったら 遊ぼうと やくそくしたら 雪がふらない』
冬休みの一日をうまくまとめてくれました。ユーモラスな感じがとてもよいです。
『おじいちゃんに くるみのすりかた 教わった おもちで食べたよ 家族ぐるみで』
やさしそうなおじいちゃんの姿が目に浮かんできますね。家族ぐるみという表現もおもしろいです。
みんなとても上手ですね! これからもどんどん書いてください。楽しみにしています!
NEWS青葉台校室長
三木 裕