今年のウインタースクールの作文倶楽部は『小論文に挑戦!』コースを行います。小論文のテーマは『日本文化の伝統について』です。
えー、ずいぶん、むずかしそう! と思われるかもしれません。けれども、決してそんなことはありません。NEWSオリジナル作文シートを使えば、あっというまに小論文ができてしまいます。実際に、以前このコースを行ったときは、小学2、3年生の子がりっぱな『小論文』を書いてくれました。そのときの様子を書いた文章がありますので、下に載せてみます。
『(略)また「小論文に挑戦」コースは高学年の子はもちろんですが、小学2年生、3年生の子たちもたくさん参加してくれて、とてもうれしく思いました。みんなに書いてもらったテーマは『日本文化の伝統について』です。むずかしいテーマのようにも見えますが、実際の入学試験でも類似のものがよく出題される小論文の中では代表的なもののひとつです。
実際に2年生の子が書いてくれた小論文のはじめのところを見てみましょう。
「わたしは、ふじ山の水をのんだことがあります。」
「ぼくはもちつきをしたことがあります。」
まず自分の体験から書いています。いいですね。小論文というと、新聞やテレビでいわれているような立派なことを書かなければならないと思っている子がいます。違います。まず書かなければいけないのは、自分の体験、経験です。そして、そこから生まれる『自分の意見』が大事なのです。ふたりの小論文にはこんなことが書いてありました。
「ふじ山にいくのはすごくたいへんでした。すごく足がいたくなりました。足がひっぱられるようないたさでした。けれども、ふじ山はきれいでした。ともだちとけんかしたときには、ふじ山の水をのみにいきたいとおもいます。」
「日本のむかしのことはのこしておいてほしいです。ぼくは、おもちや、たたみや、おちゃわんや、おはしがのこってほしいです。日本のものはおいしいものばかりだからです。」
ふたりの目で見たもの、感じたことが、立派な日本論になっていると思いませんか? このあと最後の結論までみんなちゃんと書いてくれました。とってもいい作品ばかりで、本当に楽しい三日間でした。またぜひ参加してください!!』
いかがでしょう? ほんの少しの文章だけしか載せていませんが、もっとつづきが読みたくなるような作品だと思いませんか? 作文や国語があまり得意でないという方は冬休みの3日間、ぜひともウインタースクールの作文倶楽部『小論文に挑戦』コースにおいでください。作文のこつをNEWSらしく楽しく教えますよ!
NEWS青葉台校、センター北校室長
三木 裕