ただいまこのコラムを書いているのが2月3日で、節分です。子どものころは家でも、学校でも豆まきをしました。当時は恵方巻を食べるという習慣は聞いたことがなかったですね。いつ頃からなのでしょうか。いまは、スーパーやコンビニなどで山ほど売り出していますが……。
いままたコロナの感染者数が増えており、ますます豆まきはできそうもありません。もともと、コロナの前から、あまりやらなくなっているという話も聞きます。衛生問題や、騒音(?)問題など、学校や幼稚園では、やらないところもあるのだそうです。小さい袋に入れたまま豆まきをするところもあるそうです。豆まきの効果としては、それでも、問題ないと大学の教授が書いておりました。よかった!
今日、校舎へ行く前に、鬼の面、たぶん手作りのものをかぶった幼稚園くらいの子どもたちを見かけました。通りかかった子に、鬼だぞうといって脅しており、つい笑ってしまいました。まだ、やっている子もいるのですね。古くからある日本の伝統行事のようなものが、身近なものではなくなっていくのは残念です。福笑い、ひな祭り、こいのぼり、七夕など、そういう言葉が中学入試で、いつの季節の行事でしょうか、という問題になって出題されるくらいですから……。
また早く思いっきり豆まきもしてみたいですね。このままだと豆まきってなに? という子どもがどんどん増えてしまいます。まちがって、本気で豆がぶつかるとけっこう痛いので、そこは工夫して、コロナの鬼を一刻も早く退治できたらと願います。