夏の甲子園の高校野球の試合が雨で順延されています。
こんなにつづくのは初めてのことのようで、選手や応援団のみなさんもご苦労されているようです。天気のことですので、仕方がないともいえるのですが、今年はコロナの感染者が出て試合もできず辞退した高校もあり、いつもの年のようには、なかなか試合を楽しめない大会になっているように思います。それでも、試合そのものは、とてもよい試合が多いと思います。
試合の途中で雨が降り、続行不可能と判断された場合、そのときの試合の進み具合で、二通りの決定がなされます。
5回まで終了した場合は、そのときの点数でそのまま試合終了。
4回までの場合は、それまでの点数に関係なく、また最初から再試合、となります。
勝っても、負けても、すっきりしない試合になることが多く、今大会は、どちらのケースも発生し、いろいろと議論されました。甲子園ではなくドーム球場で試合をしては、という意見もあります。いまの猛暑では、選手のコンディションのためには、必要なことかもしれません。
選手の気持ち、運営の問題、プロ野球との調整、学校の意見などなど、かんたんに正解は出ないでしょう。
ただ、こういう問題を解決しようという大きな流れがないように思えます。高野連だけではなく、広く意見を募り、たくさんの人の知恵を使って、いちばんよいと思われる方法を、もっとオープンに話し合えばいいのになあ、と思います。それで、まずはやってみて、毎年さらによくなるようにしていけば、と思うのです。
なにかを変えるというのは、とてもエネルギーが必要なことかもしれません。でも、ほんの少しでもまずはうごいてみるのがいいのかな、と思います。
NEWSの授業や、NEWSのあり方なども、もちろん、そうだと思っています。ちゃんとできているかはわかりませんが……。そうでありたいと思っています。