古い小川はまたうたっていた 小鳥も
たのしくさえずっていた きく人もいないのに
風と風とはささやきをかわしていた かすかな言葉を
ああ 不思議な四月よ! 私は 心もはりさけるほど
待ち受けていた 私の日々を優しくするひとを
私は見つめていた -風と 影とを……
(立原道造『うたうようにゆっくりと……』より)
詩人の感性は、なぜ四月を不思議だとうたったのでしょう。
私の日々を優しくするひととは、どのような人でしょう。
NEWSが、たくさんの子どもたちの日々を優しく、楽しくする場所でありますように。
NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長
三木 裕