ゴールデンウィークが終了しました。また通常授業が始まります。どうぞよろしくお願いいたします。
緊急事態宣言もあり、連休といってもどこにも行けませんでしたが、のんびりとテレビなどを見て過ごしました。最後の夜は、コロンボ警部のドラマをやっていて、ふだんはなかなか最初から見られませんので、ひさしぶりにじっくりと見てみました。
ご存じの方も多いかと思いますが、コロンボ・シリーズは、まず最初に犯人の犯行の様子からスタートします。そして、事件が起こった後、コロンボ警部が登場し、じわじわと犯人を追い詰めていくというミステリーです。
昨日の事件は、犯人がちょっと小細工しすぎかなあ、と思われ、かえって、コロンボ警部に不信感を持たせてしまったように思いました。小細工する割には、わりと大きなミスも二つしていましたし……。コロンボ警部の圧勝という感じでした。まあ、そういうのを見たくて見るシリーズなのですが。
なぜ、こんなにもコロンボ警部の話をするかといいますと、その日の昼に『大脱走』という映画をやっていたのです。スティーブ・マックィーンなど有名スターがたくさん出演している、ナチスの捕虜収容所からいかに脱走するかというお話です。その中に、コリンというパスポートなどの偽造の名人がいます。そのコリンが、コロンボシリーズで『別れのワイン』という作品の名犯人だった俳優さんなのでした。おお、と思いました。
名犯人というのもおかしないい方ですが、コロンボシリーズには、そう呼ぶのがぴったりの犯人が出てきます。こういうキャラクターが物語に厚みを与えるのでしょう。『別れのワイン』のように忘れがたい印象となります。おもしろいマンガにも、ただの敵役とはいえない魅力的なキャラクターがたくさん出てきますね。シャアとかラオウとか志々雄真実とか……(ちょっと古いですかね)。
コロンボさんは警部らしいのに、タイトルではずっと刑事コロンボですね。語呂がいいからでしょうか。今回は、事件よりも、そちらの謎のほうが気になりました。連休も終わり、リフレッシュしましたので、また、みんなと楽しく授業をしたいと思います!