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第294回

中学入試にドラえもん?

2013.04.01更新

 

 中学受験の問題の中でも、独特の問題を出題することの多い印象のあります麻布中学校で、今年もおもしろい問題が出たようで、話題になっているようです。こんな問題です。

 『99年後に誕生する予定のネコ型ロボット「ドラえもん」。
この「ドラえもん」がすぐれた技術で作られていても、生物として認められることはありません。
それはなぜですか。
理由を答えなさい。』

(2013年 麻布中学校入試問題 理科)

 ずいぶん前の問題でブラッドベリのSF小説が国語の入試問題で出ていて、うなったことがありましたが(たしか原稿用紙で10枚以上という超長文問題なのに、設問が6問の記述問題ばかりという麻布中らしい個性的な問題でした)、今年はドラえもんなのですね。こういう問題は、ドラえもんの大ファンで、秘密道具から設定からなにもかも熟知している子と、おうちの方針でまったく見たことがなく、どんなお話かもよく知らない子とでは、どちらがよく解けるのでしょうか。ある程度は知っていないと解けない? それとも、まったく知らないほうが素直に解ける? 有利不利になるとなると、ちょっと問題かもしれませんが、問題文だけでも、たぶん解けると思いますので、まあ、そこまで考えなくてもいいかなとは思います。

 ちなみに、この問題の解答のポイントは、ドラえもんは、成長しない、子供を作れない、といったあたりがポイントとなりそうです。このドラえもんの問題の前に、そのようなことが別の問題で書かれているそうなので、比較的ポイントはつかみやすかったかもしれません。

 ドラえもんはロボットですので、おそらく体は成長しないでしょう。でも、心の成長なんてことをいったら、ちょっと考えてしまいませんか? あれだけ親しみやすいロボットはそうそういませんので……。麻布中学の先生をうならせるような、すごい答えを書いたりする子がいるとおもしろいですね。

 逆に「どのようにしたらドラえもんも生物として認められるでしょう?」とか、「デビルマンやゲゲゲの鬼太郎とマジンガーZとドラえもんの違いは?」とか、いくつかバリエーションも生まれそうです。例が古くて今の子どもたちにはそもそもわからないといわれそうですが、それはさておき、やはりバリエーションでは麻布中の問題にはかなわないですね。おもしろい問題でした。ほかの中学の問題でも探してみますので、またおもしろい問題がありましたらご紹介いたします!

NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長  
三木 裕

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会社概要

商号
株式会社 NEWS(ニュース)
創業
2000年3月1日(株式会社国大セミナーの一部門として創業)
設立
2012年10月1日
資本金
1000万円
代表者
           
代表取締役 小倉拓也
本社
〒330-0063 埼玉県さいたま市
浦和区高砂2-5-5 KIビル 3F
電話
048-831-2223
事業内容
子どもの総合教育企業。
子どもたちが、21世紀を生き抜くために必要な教育を提供している。1人ひとりの成長に責任を持つために、全ての事業は少人数制を基本としている。
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会社
設立:1985年10月1日
■学習塾(国大セミナー)104校(2024年3月現在)
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株式会社 NEWSエンターテインメント
会社
設立:2008年10月1日
■子役養成機関(NEWSエンターテインメント)
グループ
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会社
設立:2010年10月1日
■子どもの体験型ツアー実施する旅行会社
(そらまめキッズアドベンチャー)
グループ
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設立:2015年2月1日
■保育園・インターナショナル保育園・学童くらぶ
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■生活・文化・新規事業部門

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