ちょっとおもしろい記事をネットで読みました。ある、とても繁盛している中華料理屋さんでのことです。そこの杏仁豆腐がとてもおいしかったそうで、お客さんが、店員さんに「とてもおいしいですね」といったところ、大忙しだった店員さんは一言、大きな声でいったそうです。
「缶詰!」
いさぎよい! ともいえますし、余裕がなかったのでつい、なのかもしれません。ただ、その堂々とした姿に好感を持ち、また行こうと思ったという記事でした。
杏仁豆腐が好きな人は多いと思いますが、中華料理屋さんで、それを目的に行く人はあまりいないでしょうから、メインはどうしてもほかの料理になります。缶詰でも十分おいしい杏仁豆腐があれば、それを出してしまうのもやむを得ないのかな、と思いますし、この店員さんのきっぱりした口ぶりからは、それでも料理全体を通して、うちの料理は満足してもらえるものだ、というプライドも感じられます。
NEWS板橋校で、なにかあるかなと考えましたが、こんなのはどうでしょう。
「三木先生、今日の授業よくわかったよ」
「ぜんぶ、よその塾の問題!」
テキストはよその塾のものでも、ぼくの教え方がすばらしかったから、よく理解できた、ということは、まあ、あるかもしれませんので……。教え方だけではなく、問題のセレクトも先生の実力のうちですし、似たようなテキストはどこも使っている(缶詰?)と思いますので、もしこういわれたら、少しは誇ってもいいかもしれませんね。だれか、ためしにどこかの塾の問題持ってきてみませんか? おいしく食べてもらえるような授業をしたいと思います! (よその塾の方に怒られてしまいますね。すみません)