NEWSも長く休校としておりましたが、6月より通常の対面授業を開始いたしました。早速、いつものように、みんな来てくれました。ありがとう!
このコラムもお休みしておりましたが、また再開したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、今回のコラムですが、毎年恒例の、夏休み読書感想文コンクールの課題図書の中から、2020年のNEWSのおすすめ本をご紹介したいと思います。
【小学校低学年】
【小学校中学年】
【小学校高学年】
『飛ぶための百歩』 (岩崎書店) 著者:ジュゼッペ・フェスタ・作 杉本あり・訳 |
|
本の紹介
目の見えないルーチョは、だれかに同情されるのが大嫌い。いま、叔母さんと山登りをしていますが、そこでも……。 |
|
【おすすめポイント】
まず、選ばなかった本『月と珊瑚』をご紹介させてください。この本もとてもおもしろかったのです。最初読んだときは、今年はこれだな、と思いました。しかし、そのあとに、こちらの『飛ぶための百歩』を読んだとき、同じくらいおもしろく、大いに悩みました。最終的に、こちらを選んだのは、好みの問題かもしれません(『月と珊瑚』はどちらかというと、保護者の方に読んでほしいと思いました。)。難病ものというジャンルがあり、秀作も多いですが、この本は、少し違います。ただ目が見えないだけの、だれにでも似た悩みがある男の子と、同じく悩んでいるべつの女の子の成長物語なのです。この『飛ぶための百歩』は、最初、視点が急に変わるので読みにくいかもしれません。『飛ぶための百歩を読むために』というプリントを作りましたので、サマースクールの読書感想文コースをお申し込みの方は、そちらに目を通してから読んでみてください。読み進めてしまえば、あとはぐんぐん物語が進んで、きっと自分も飛べるような気持ちになると思います。 |
今年の読書感想文の課題図書もおもしろい本を選ぶことができたと思います。みんなの感想文が楽しみです!