NEWSのワクワク体験DAYは、次回の2/23で最後となります。NEWSのすべてのコースの体験、ご説明を、すべて時間内に行います。ご予約不要ですので、どうぞお気軽にお越しください!
前2回のワクワク体験DAYにはたくさんのお子様においでいただき、誠にありがとうございました。お時間の許す限りNEWSのさまざまなコースを体験していただき、楽しんでいただけたのではないかと思います。どのような塾でも体験会、説明会というのは実施していると思いますが、教室中にNEWSほど子どもたちの笑い声がひびく体験会は他にないのではないかと思います。楽しくて、ためになる! それがNEWSの合言葉です。NEWSに来るのが楽しくなければ、勉強にしても習い事にしてもなかなか上達しません。ワクワク体験会のご参加だけでも、十分そのことがご理解いただけるのではないかと自負しております。自信を持っておすすめいたします。どうぞ、NEWSまでご来塾ください!
そして……。
子どもたちの笑顔を引き出すためには、まずぼくらの『笑う能力』がためされます。茨木のり子さんの詩をぜひご覧になってください。詩人の感性のするどさ、言葉への感覚、そしてなによりもそのユーモアにしびれます。
笑う能力 茨木のり子
「先生 お元気ですか
我が家の姉もそろそろ色づいてまいりました」
他家の姉が色づいたとて知ったことか
手紙を受けとった教授は
柿の書き間違いと気づくまで何秒くらいかかったか
「次の会にはぜひお越し下さい
枯木も山の賑わいですから」
おっとっと それは老人の謙遜語で
若者が年上のひとを誘う言葉ではない
着飾った夫人たちの集うレストランの一角
ウエーターがうやうやしくデザートの説明
「洋梨のババロワでございます」
「なに 洋梨のババア?」
若い娘がだるそうに喋っていた
あたしねぇ ポエムをひとつ作って
彼に贈ったの 虫っていう題
「あたし 蚤かダニになりたいの
そうすれば二十四時間あなたにくっついていられる」
はちゃめちゃな幅の広さよ ポエムとは
言葉の脱臼 骨折 捻挫のさま
いとをかしくて
深夜 ひとり声たてて笑えば
われながら鬼気迫るものあり
ひやりともするのだが そんな時
もう一人の私が耳もとで囁く
「よろしい
お前にはまだ笑う能力が残っている
乏しい能力のひとつとして
いまわのきわまで保つように」
はィ 出来ますれば
山笑う
という日本語もいい
春の微笑を通りすぎ
山よ 新線どよもして
大いに笑え!
気がつけば いつのまにか
我が膝までが笑うようになっていた
ぼくらの仕事で必要な『笑う能力』というのは、子どもたちのよいところを見つける、すごいところ、すてきなところを見つける能力なのだと思います。それができるとき、自然と明るい校舎になるのだと子どもたちが教えてくれます。だって、どの子にもみな必ずすてきなところがあるのですから。山笑うというのは春の季語です。雪が降って大変でしたが一歩一歩春も近づいてきています。NEWSで笑顔で毎日を過ごしていきたいと思います!
NEWS板橋校、NEWS青葉台校、NEWSセンター北校室長
三木 裕